倉庫の「床荷重」とは?強度や倉庫の種類による違いを解説!

こんにちは!倉庫を探していると「床荷重」という言葉を目にすることがあるかもしれません。しかし、「具体的にどんな意味なのか?」「どれくらいの強度が必要なのか?」と疑問に思うことも多いのではないでしょうか。

今回は、倉庫の「床荷重」について、強度の目安、倉庫の種類による違いなどを分かりやすく解説していきます!

床荷重とは?

「床荷重(ゆかかじゅう)」とは、倉庫の床がどれくらいの重さ(荷重)に耐えられるかを示す指標のことです。具体的には、1㎡あたりにどのくらいの重さを載せても大丈夫かを示しており、単位は「kg/㎡(キログラム毎平方メートル)」で表されます。

例えば、「床荷重 2,000kg/㎡」と記載されている倉庫なら、1㎡あたり最大2,000kgの荷物を置くことができるということになります。

床荷重の強度はどのくらい?

倉庫の床荷重は、倉庫の用途や設計によって異なりますが、一般的な目安として以下のような数値が挙げられます。

① 一般的な倉庫の床荷重

倉庫の用途 床荷重(kg/㎡)
軽量物の保管(事務用品・衣類など) 500〜1,000 kg/㎡
中量物の保管(機械部品・金属製品など) 1,500〜3,000 kg/㎡
重量物の保管(重量機械・金属原料など) 3,000〜5,000 kg/㎡

小型の倉庫やオフィス倉庫などは床荷重が低めに設定されていることが多く、大型物流倉庫や工場用倉庫では高い耐荷重が求められます。

② トラックの走行を考慮した場合の床荷重

フォークリフトやトラックが倉庫内を走行する場合、動荷重(どうかじゅう:動く荷物による荷重)も考慮する必要があります。例えば、フォークリフト(約3,000kg)+積載物(約2,000kg)が倉庫内を移動すると、それなりの耐荷重が必要になります。

このようなケースでは、床荷重4,000kg/㎡以上が推奨されることが多いです。

倉庫の種類によって床荷重は変わるのか?

倉庫の構造や用途によって床荷重は異なります。ここでは、代表的な倉庫タイプごとの特徴を見ていきましょう!

① 平屋建て倉庫(地上倉庫)
• 床荷重の目安: 2,000〜5,000kg/㎡
特徴:
• 床が地面と直結しているため、耐荷重が高い
• 重量物の保管や大型機械の搬入に適している
• フォークリフトやトラックの出入りがしやすい

② 多層階倉庫(2階建て以上の倉庫)
• 床荷重の目安: 500〜2,000kg/㎡(上層階は低め)
特徴:
• 1階部分は高い耐荷重を確保しやすいが、上層階は構造上制限がある
• 上層階は比較的軽い荷物(段ボール・軽量部品など)を保管することが多い
• 床の補強工事をすれば耐荷重を上げることも可能

③ 高床倉庫
• 床荷重の目安: 1,000〜3,000kg/㎡
特徴:
• プラットフォーム(荷積みスペース)が高く設計されている
• トラックからの荷物の積み下ろしがしやすい
• 床下に空間があるため、通常の倉庫より耐荷重はやや低めになることもある

④ 立体自動倉庫
• 床荷重の目安: 500〜3,000kg/㎡
特徴:
• 自動化システムで荷物を管理する倉庫
• 荷物の配置や荷重の分散を考慮して設計されている
• 床自体の耐荷重よりも、ラックの耐荷重が重要になる

倉庫を選ぶときに床荷重で注意すべきポイント

倉庫を選ぶ際は、保管する荷物や作業環境に合った床荷重を確保できるかをチェックすることが大切です。

① 保管する荷物の総重量を把握する

まずは、1㎡あたりにどのくらいの重さの荷物を載せる予定か計算しましょう。特に重量物や機械を保管する場合は、床の耐荷重を超えないように注意が必要です。

② フォークリフトの使用を考慮する

倉庫内でフォークリフトを使用する場合、その重量+積載荷重も考慮して、床荷重4,000kg/㎡以上の倉庫を選ぶと安心です。

③ 2階建て以上の倉庫は上層階の耐荷重に注意

2階以上のフロアは、1階より耐荷重が低い場合があるため、重い荷物を上層階に置くのは避けた方がよいでしょう。

まとめ

倉庫の「床荷重」とは、1㎡あたりの耐えられる重さを示す重要な指標です。倉庫の用途や構造によって耐荷重は異なり、特に重量物を扱う場合やフォークリフトを使用する場合は、床荷重の高い倉庫を選ぶことが重要です。

倉庫選びのポイント

・ 保管する荷物の重量を計算する
・ フォークリフトやトラックの影響を考慮する
・ 2階建て以上の倉庫は上層階の耐荷重を確認する

これから倉庫を選ぶ際には、床荷重をしっかりチェックして、安全かつ効率的に活用できる倉庫を見つけましょう!

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